オフィチーネ パネライ創業の地であるフィレンツェの中心部に位置し、この都市の象徴ともなっているドゥオーモ（大聖堂）に面したパネライの歴史的なブティックは、人目を引くファサードと風格のある4つのウィンドウを備えたユニークなデザインを特徴としています。 今回の全面的なブティックのリニューアルで、オフィチーネ パネライがパートナーに選んだのが、スペインを代表とするデザイナー、パトリシア・ウルキオラで、彼女は、ブランドのアイデンティティを尊重し、工房のコンセプトを忠実に守りながらも、このフィレンツェを拠点とするウォッチメゾンの美的コードやテクニカルコードを解釈し直したのです。 新しいブティックは、ウォルナット材仕上げの天井とショーケース、ドゥオーモのファサードを飾る幾何学模様を思い起こさせる“ストリアート オリンピコ”大理石の床など、イタリアならではの素材使いを特徴としています。また、他の新しいパネライ ブティックにならって、ウルキオラが選んだ素材が、海や船の世界を彷彿とさせる真鍮でした。 285m2超の広さを誇るブティックには、2階にスペシャルセールス専用のエリアと、歴史博物館のタイムピースが一定の期間展示されるエリアがあり、さらに1階には時計技師がお客様から依頼された修理を行ったり、パネライ愛好家の方々とその情熱を分かち合ったりするためのエリアもあります。