サブマーシブル Elux LAB-ID
#PowerLightAtYourCommand
サブマーシブル Elux LAB-ID コンセプトウォッチのご紹介
新しいサブマーシブル Elux LAB-ID PAM01800は、ヌーシャテルにあるパネライ マニュファクチュールでの8年間にわたる研究開発の成果です。この新しいタイムピースは、4つの特許システムを備えた、革新と技術を集大成したコンセプトウォッチです。
新しいElux LAB-IDの核となるのは、あらゆる光条件下でも発光する視認性の良さです。特許取得済みのプッシャープロテクターシステムを開いて8時位置にある専用プッシャーを押すだけで、パワーライトオンデマンド機能が起動し、文字盤の12個のインデックス、特許取得済みの針、逆回転防止ベゼルのドットが最大30分間発光します。
文字盤の6時位置にあるリニアパワーリザーブインジケーターは、ウォッチを発光させるために使用できるエネルギー残量を表示します。
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歴史的背景とインスピレーション源
有名なラジオミールやルミノールの化合物など、発光分野におけるパネライの革新的な技術を積み重ねて完成した新しいサブマーシブル Elux LAB-IDは、歴史的な特許を取得した「Elux Panerai」の発明とパネライ マニュファクチュールの「アイデアの工房」(Panerai Laboratorio di Idee)の名称からその名を冠した、パネライが歩んできた歴史の集大成です。
「エレクトロルミネッセンス」の略称であるEluxは、1966年6月15日、パネライが歴史的に特許を取得した技術です。Eluxはもともと、イタリア海軍の海軍計器の発光を強化するために設計された、エレクトロルミネセンス技術を使用した反射照明パネルでした。
凝縮された高度な技術と独自の技術
新しいElux LAB-IDは、機械エネルギーを光に変換し、文字盤のインデックス、針、ベゼルに配置された160個のマイクロLEDを発光させることができます。
8時位置のプッシャーを押すと、4つの専用バレルに蓄えられたエネルギーがマイクロジェネレーターに放出され、エネルギーが電気へと変換されます。
このツールウォッチは完全機械式で、合計6つのバレル、50気圧(水深500m)の防水性、30分間のパワーライトオンデマンド機能がすべて直径49mmのケースに収められています。
ウォッチの革新は、それだけにとどまりません。インデックスと時針には、新グレードのグリーンのスーパールミノバ® X2を塗布し、暗闇で180分経過した後**でもスーパールミノバ® X1よりも10%高い発光性能を実現しています。
ブルーのアクセントが入った分針とベゼルのドットは、スーパールミノバ® X1により発光します。
パネライ Ti-Ceramitech™
PAM01800は、パネライが開発した革新的な素材であるセラミックチタンで作られた49mmのTi-Ceramitech™製ケースを搭載しています。
7年間の研究開発を経て、パネライは新しい素材を発表します。Ti-Ceramitech™は、プラズマ電解酸化処理によりチタンをセラミック化するプロセスから生まれたハイテク素材で、チタン合金の表面を独特なブルーの色合いを持つ緻密なセラミック層へと変換します。
その結果、スティールよりも44%軽く、従来のセラミックよりも10倍高い破壊靭性を備えた素材が誕生しました。
P.9010/ELキャリバー&蓄積エネルギー
自動巻きキャリバーは、363個の部品と6つのバレルで構成され、そのうち4つのバレルは、パワーライトオンデマンド機能を30分間作動させるために必要なエネルギーを蓄えるために使用され、残りの2つのバレルは、3日間の時間表示を確保するために使用されます。
6つのバレルは、自動または手動巻き上げ機構のいずれかで巻き直すことができます。
巻き上げ速度を向上させるため、ローターの質量は従来のP.9010キャリバーと比べて235%増加し、衝撃耐性に優れた新しいボールベアリングが搭載されています。
エネルギー変換:機械エネルギーを光に変える
キャリバーにはアドホック マイクロジェネレーターが搭載され、4つの専用バレルに蓄えられた機械エネルギーをパワー ライト機能に必要な電力へと変換することができます。
バレルに蓄えられるエネルギーの量は限られているため、エネルギー効率を最適化することは重要な課題の1つでした。
コンパクトな8x2.3mmのマイクロジェネレーターは、エネルギー効率を最適化するためにカスタムメイドのコイル、磁石、ステーターを備え、毎秒80回転で動作する高速ローターを採用し、文字盤、針、ベゼルに配置された160個のマイクロLEDに電力を供給する240Hzの高周波電気信号を生成します。
パワーライト機能の起動方法
パワーライト機能は、新しいLAB-IDの核となる機能です。
パネライの機能的なデザインを踏襲し、簡単に使用できるこの機能は、ケースの8時位置にある専用のプッシャーで作動します。
新しいサブマーシブル Elux LAB-IDはダイビングウォッチのため、外部からの衝撃に備え、正常な動作に影響を与える恐れのある外部部品はすべて保護しなければなりません。
そのために、パネライは専用のプッシャープロテクターシステムを開発し、特許を取得しました。
この新しいシステムは、パネライのDNAを最も象徴する要素の1つであるリュウズプロテクターへのオマージュです。
プロテクションガードは、Ti-Ceramitech™ 製となっており、プッシュボタンにラバーコーティングを施すことで、スムーズかつ確実に使用できるようになっています。
このプロテクションは基本的なセキュリティを確保し、革新的かつ信頼性の高いウォッチを守ります。
針&ベゼル発光システム
針(特許済み)やベゼルマーカー(特許出願中)などの可動部品を発光させることも、とりわけ大掛かりな作業でした。
数々の課題を克服してきたパネライは、最大50気圧(水深500m)という極めて高い防水性を維持しながら、ウォッチケースの外側にあるベゼルに電力を巧みに供給することに成功しました。
針の発光システムは、特許取得済みの高精度なゼンマイと3D電子回路を通じて、電力を文字盤からマイクロLEDが取り付けられた針の上部に伝達し、過剰な摂動トルクを発生させることなく電気的接触を確保します。
ベゼルの発光システムは、60個のマイクロLEDリングがセットされたベゼル直下のケース外側へ電気が通します。
このリングには、12個の磁気スイッチが備えられ、夜光ドットの下部分のみを発光させることができます。
LAB-IDは 「Laboratorio di Idee」(アイデアの工房)の略で、パネライウォッチの基準とパフォーマンスを向上させるための、革新的かつ技術的ソリューションのあくなき探求に向けた取り組みを象徴しています。
2017年から、パネライは3つのコンセプトウォッチを発表してきました。これらの革新的なタイムピースは、素材、文字盤、ムーブメントの分野で技術革新をもたらしました。
本日、パネライは新しいLAB-ID™ ウォッチを150本の限定モデルで発表します。今後3年間にわたり、毎年50本ずつ発売予定です。完全機械式のサブマーシブル Elux PAM01800は、6つのバレルと4つの特許*システムを搭載し、バレルに蓄えられた機械エネルギーを光に変換して文字盤、針、ベゼルを照らします。
#PowerLightAtYourCommand
*ブルーセラミックチタンの特許と発光インデックス搭載ベゼルの特許出願中。発光針の特許とプッシュボタンプロテクションレバーの特許取得。
**ISO17514規格に記載されている対応プロトコルに準拠。
パネライは「スーパールミノヴァ®」の商標の登録所有者ではありません。