The Depths of Time(時の深淵)
スクロールして、それぞれのピースに秘められた魅力的なストーリーや歴史的エピソードをご覧ください。
パネライのヘリテージを体感できる没入型体験をお楽しみいただけます。
パネライ一族
この家族写真には、パネライの物語を形づくる主要な人物が収められています。グイドとその妻グリエルミーナ、そして二人の子供であるジュゼッペとマリアです。
オロロジェリア・スヴィッツェラの時計職人たち
オロロジェリア・スヴィッツェラでは、信頼を寄せる時計職人たちが、販売に先立ち、1階の工房で時計の組み立てと修理を行っていました。
潜水部隊の任務
一族が培ってきた時計製造の技術力を背景に、パネライはイタリア海軍の潜水隊特殊部隊工作員向けの腕時計の製造契約を獲得しました。
軍用精度、揺るぎない輝き
イタリア海軍に宛てたジュゼッペ・パネライの書簡
1960年に作成されたこの書簡は、イタリア海軍との50年にわたるコラボレーションを裏付けるものです。パネライは1910年代以降、各種機器の供給を担い、さまざまなニーズに応じて進化を続けてきました。
ロンコーニ/パネライ照準器とプロジェクト
20世紀初頭の照準器は、夜間視認性を高めるためにパネライのラジオミールが用いられていました。その技術はイタリアのみならず、フランス、イギリス、アメリカの軍にも採用されました。
ラジオミール発光照準器の特許
このフランス特許は、パネライが開発した発光塗料「ラジオミール」の初めての使用を示すものです。ラジウムを原料とし、完全な暗闇でも高精度機器の視認性を確保しました。
Ref. 3646
ベークライト製の文字盤は、熱や光にさらされることでディスクが膨張し、針の動きを妨げる要因となっていました。こうした課題を受け、パネライは技術革新を通じて、より信頼性の高いソリューションへと移行していきました。
イタリアにおけるルミノールの商標登録
ルミノールは、より安全なトリチウムベースの化合物として、1940年代に海軍の要請により開発されました。1960年代以降はラジウムに代わる素材として用いられ、1971年までに放射性物質は完全に排除されました。
深海への挑戦
ダイバーズウォッチ用ボックス
ラジオミールを採用したパネライのダイバーズウォッチのための純正木製ボックス。海軍へ納入され、取扱説明書が同梱されていました。
Ref. 3646 アノニマスダイアル
ブランド表記のないアノニマス仕様のサンドイッチ構造の文字盤を備えたRef.3646 ダイバーズウォッチ。自己発光塗料であるラジオミールにより、完全な暗闇においても継続的な視認性を実現しています。
リストコンパス
発光表示を備えた水中用ナビゲーションツール。ダイバーは腕を水平に保つことで方位を確認します。
水深計
1960年代以降、ダイバー装備の一部として用いられてきたこの計測器は、水中の深度を測定するためのものです。パネライは、水深7メートルから50メートルまで対応する複数のモデルを製造しました。
Elux トーチ
赤外線では検知されない信号を発する、コールドライトの「Elux Panerai」パネルを用いた水中用ライト。乾電池を電源とし、発熱を抑えながら周囲を照射します。
イタリアにおけるElux表示装置特許
ジュゼッペ・パネライによる最も成功した発明のひとつが、Elux技術です。1960年代以降、懐中電灯や表示装置、電気信号装置、精密機器に用いられてきました。
究極の防水性を支える信頼性
イタリアにおけるブリッジ型リュウズプロテクター特許
GPF 2/56に搭載され特許を取得したブリッジは、リュウズをロックすることで水中任務における防水性を高めるとともに、パネライのデザインを象徴する要素です。
GPF 2/56
パネライが初めて完全設計したウォッチは、8日間のパワーリザーブを備えたアンジェラス製SF240ムーブメント、双方向回転ベゼル、そして初となるブリッジ型リュウズプロテクターを搭載したモデルでした。
ミッレメトリ プロトタイプ
水深1,070メートルでのテストを実施したこのプロトタイプは、パネライ初の自動巻きウォッチであり、グレード5チタンを採用した初期のモデルのひとつでもあります。しかし海軍からは時代にそぐわないと判断され、生産には至りませんでした。
ルミノール サブマーシブル - 1000m&2500m
ケース内部に蓄積するヘリウムガスを調整するためのエスケープバルブを初めて導入したモデルです。「アイデアの工房」(Laboratorio di Idee)によって開発され、極限の高圧環境下での使用を想定して設計されました。
防水性・耐圧試験機
この歴史的なパネライの試験装置は、腕時計や水深計、コンパスといった手首に装着する機器の防水性および耐圧性能を検証するために使用されていました。
進化するヘリテージ
常にひとつの象徴的なケースデザインに焦点を当て、それを軍用に求められる厳格な要件に応じて長い年月をかけて洗練させてきたのです。
この一貫した系譜は、目的主導の革新と揺るぎないアイデンティティへのパネライの姿勢を物語っています。
Ref. 3646 アノニマスダイアル
47mmのクッション型ケースにサンドイッチ構造の文字盤を組み合わせたクラシックモデル。円錐形のねじ込み式リュウズ、ワイヤーラグ、そしてハンドステッチを施したレザーストラップを備えています。
Ref. 6152/1 マリーナ ミリターレ
ブリッジ型リュウズプロテクター非搭載のこのモデルは、コルトベルト製618キャリバーを備え、ストラップの耐久性および交換の効率を向上させる革新的なスルースクリュー構造を採用しています。
GPF 2/56
エジプト海軍のために製作されたウォッチは、60mmケースを採用し、このモデル専用に設計されたブリッジ型リュウズプロテクターを備えています。
パネライ ルミノール ケース製造工程
当時、時計製造における最高品質基準であったAISI 316Lスティールを用いたルミノール 44mmケースの、各製造工程を解説したものです。
機能的なデザイン
歴史的な文字盤
2枚のプレートを重ねた象徴的なサンドイッチ構造を採用し、上層のプレートにはくり抜かれた数字とアワーインデックスを配し、下層のベースとなる文字盤には発光素材を使用することで、暗い場所でも優れた視認性を確保します。
アンジェラス製ムーブメントの写真
1956年のGPF 2/56に初めて搭載されたアンジェラス製SF240ムーブメントは、週単位での巻き上げを可能にし、メンテナンス頻度および機構への負荷を軽減しました。
アンジェラス製トラベルアラームクロック
8日間パワーリザーブを備えたこのアンジェラス製トラベルアラームクロックは、1940年代にオロロジェリア・スヴィッツェラのために特別に製作されたものです。このコラボレーションは、アンジェラスとパネライ一族の間に築かれた強い関係性を示しており、当時の時計メーカーと専門ディストリビューターとの緊密な結びつきを物語っています。
Ref. 3646 マリーナ ミリターレ モディファイド
固定ラグを備えた希少なクッション型ケースのRef. 3646に、初期ルミノールの文字盤、アンジェラス製SF240ムーブメント、8日間パワーリザーブを備え、9時位置のスモールセコンド、4行の文字盤レイアウトが特徴です。
ルミノール 8デイズ
初の自社製ロングパワーリザーブムーブメントを搭載したタイムピースは、海軍由来のヘリテージに根ざした機能性、視認性、そして技術革新へのパネライのこだわりを体現しています。
キャリバーP.2002
初の自社製手巻きムーブメント、8日間パワーリザーブその名称は、オフィチーネ パネライがヌーシャテルに初のマニュファクチュールをオープンした年に由来しています。
アイコンの再解釈
World Wrist Watch Time Spec Magazine, No. 10(世界の腕時計 No.10 特別記念号)
1992年発行の本誌には、パネライの歴史的な軍用タイムピースに関する重要な記事が掲載されました。この再評価の流れは最終的に、パネライが軍用供給に限定されていた時計製造から、一般顧客向けの展開へと再び踏み出す決断を後押しすることとなり、現代における重要な転換点を形づくりました。
9月10日イベント招待状
1993年の発表イベントに際し、ジュゼッペ・パネライの未亡人であるマリア・テレーザ・パネライ夫人へ送られた本招待状は、オフィチーネ パネライとパネライ一族との継続的な結びつきを示しています。
9月10日イベント用フォルダー
イベント来場者に配布されたフォルダーには、表紙にイタリア海軍駆逐艦「ドゥランド・デ・ラ・ペンネ」の画像が使用されています。
Ref. 5218-202/A ルミノール マリーナ ミリターレ
1994年に製造された、イタリア海軍向けに開発されたRef. 5218-202/Aのセカンドシリーズモデルで、機密扱いの軍用制限を伴わず製造されています。
終わりなき時
オフィチーネ パネライ広告
初期のオフィチーネ パネライの広告のひとつには、以下の有名なスローガンが用いられていました。「それは軍事機密だった。それを知ることができるのは、ごく限られた者だけ」
ルミノール マリーナ&ルミノール ベース
パネライの現代コレクションにおける初期モデルは、ブランドのヘリテージを忠実に受け継いでいます。1993年から1997年にかけて使用された44mmケースを採用し、歴史的タイムピースの復刻版として位置づけられています。
ルミノール マリーナ ミリターレ
PAM0036は、ミッレメトリのプロトタイプに続き、パネライが初めてチタンを採用したモデルのひとつです。初期のスペシャルエディションに数えられるこのツールウォッチは、後にメゾンのアイデンティティを形づくる重要な戦略の起点となりました。